埼玉県上尾市壱丁目のこしきや内科リウマチ科クリニックです。内科、リウマチ科、アレルギー科を診療しています。

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こしきや内科リウマチ科クリニック
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院長のひとこと

院長のひとこと:令和3年11月:Taiyo No Kodomotachi(太陽の子供たち)

ギターを弾きながら歌うハスキーボイスが魅力的な小野リサさんの〝太陽の子供たち“を聞いていると懐かしいような優しい気持ちになります。ポルトガル語で歌うボサノバのベストアルバムにおさめられた20年前の日本語の歌が、今年刊行されたカズオ・イシグロの「クララとお日さま」の小説のシーンに重なるような、暖かい感じがしました。近未来の人工知能を持った人型ロボットのクララと、からだの弱い女の子、ジョディ―の物語です。
最近、テレビをつけずに過ごすことが多く、FMラジオを聴きながら本を読んだりパソコンを打ったりすることが多いですね。テレビのニュースなどは同じことの繰り返しが多く、わけのわからない人たちが好き勝手なことを垂れ流していることが多く、雑音が多い気がします。10月はトウキョウFMで村上春樹の記念ライブラリーが早稲田大学に出来たことに合わせて平日早朝5時から毎日1時間、今まで放送された「村上ラジオ」の再放送が流されて幸せな時間を共有できました。「村上ラジオ」はジャズとクラシック愛好家の村上春樹さんの音楽番組ですが、作家の顔ももちろんあって、楽しいひと時でした。コロナの流行で海外に出かけることができない分、時間を取れたのでしょうか、今は月1回、月末の日曜日の夕方にやっています。村上春樹さん自身は「華麗なるギャッツビー」の作者、F/スコット・フィッツジェラルドの大ファンを自認していて、翻訳もしていますが、フィッツジェラルドの母校のプリンストン大学で1991年から客員教授をしてアメリカの学生を教えていました。その頃、私たちもカルフォルニア州サンディエゴのスクリプス研究所で博士研究員として過ごしていたので、何か勝手に親近感がでたりします。日本ではバブルがはじけて、アメリカはイラク相手に世界を巻き込み湾岸戦争を始めたころです。アメリカは湾岸戦争には勝ったはずですが、それでアメリカ人は幸せになったのでしょうか? その25年後に不平・不満を集めて勝利したトランプ大統領が誕生したのですから、世の中、不思議ですね。
最近読んだ本では今映画公開中の瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」が暖かい気持ちにさせてくれる本ですね。新型コロナ感染者も減ってきて今が映画を観るチャンスですかね。

令和3年11月:Taiyo No Kodomotachi(太陽の子供たち)

令和3年11月:Taiyo No Kodomotachi(太陽の子供たち)

うちのヨークシャーテリアのくるみちゃんとつむぎちゃんは、ボサノバを聴いていると眠たくなるのか、寝そべってリラックスしています。 雨が降らなければ公園に行くのがとっても楽しみだと言っています。(笑)

院長のひとこと:令和3年夏: 不要・不急なもの(?)は本当は必須(?)

日本でも当初の緊急事態宣言では、(不急・不要の外出は控えて下さい)と テレビなどで連日 言っていましたが3~4回目になるとあまり耳にしなくなりました。
2014に急逝したイラストレーターの安西水丸さんの描く村上春樹は実物より少しかわいいおじさんに見えます。27歳で大手広告代理店を退社してニューヨークに新天地を求めた水丸さんは、新聞の求人広告で見つけた6人ほどの小さなデザインスタジオに幸運にも入ることができました。マンハッタンのブライアントパークのビルの20階にあった仕事場で新聞広告の版下作りをしていた水丸さんの唯一の楽しみは毎週末にダウンタウンにあるジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」の夜のセッションだったそうです。(水丸劇場:世界文化社)
時代は1969年~、水丸さんは生のセロニアス・モンクを見て聞いていた時代の生き証人と言えるのかもしれませんね。
私も数年前に行きましたが、ヴィレッジ・ヴァンガードは地下にあり、人とすれ違うのがやっとの狭い階段を降りた小さなジャズクラブですが、ジャズの歴史そのものかもしれませんね。 昨年から今年の 新型コロナ感染症の吹き荒れる時代でどうなっているのでしょう?  アメリカの新聞は都市と言えどもとってもローカルで大部分は広告でしたが、求人欄も細かいのがいっぱい載っていた覚えがあります。当時日本から来た若者が容易く職を見つけられるはずも無いので相当苦労したのでは、と思います。 私も留学先のスタンフォード大学は科学雑誌の「Science」の巻末にある広告(研究者求む)欄で見つけたので、かなりの苦労が少しは分かる気がします。見つけたと言っても、申請書類を送って、連絡したり、やり取りしたり、更に推薦書が必要だったりと決めるまでは大変です。でも決まる時は不思議な力で決まるような気がします。

令和3年夏: 不要・不急なもの(?)は本当は必須(?)

新型コロナの緊急事態宣言が何度も出る中、自宅で映画を見る機会も増えました。
先日、久しぶりに「ニューシネマパラダイス」を見ました。イタリア語の響きやアクセントが面白い名作です。イタリアはシチリア島あたりの田舎町にある時代遅れの映画館で映画技師のアルフレードおじさんとトト少年の年齢を超えた友情と言うか繋がりを描いている美しい作品です。教会の力が強い時代に神父さんがキスシーンをことごとくカットするようにアルフレードに命じますが、カットされた映写テープをトトがこっそり持って帰って大事な宝物にしたり、トトのクラスの男の子が女教師に答えを間違えて頭をひっぱたかれたり、ほほえましい時代と風景と笑いと涙、すべてが美しい映画ですね。 懐かしい音楽や映画は、以前の状況やその時に一緒に時を共有していた人が、そのまま、よみがえってきて、その感情の波に揺らいでいるのが悲しかったり可笑しかったりしますね。 アルフレードの葬儀の知らせにローマ?で出世して有名な映画監督になったトトが戻って来るラストも名シーンの一つで、何度見ても泣かせますね。

令和3年夏: 不要・不急なもの(?)は本当は必須(?)

うちのヨークシャーテリアのくるみちゃんとつむぎちゃんは、昨年はお散歩するのも、あまり人に会わないように気を使っていましたが、最近は公園のお気に入りの小道を木々を渡るそよ風の中、ちょこちょこ歩いています。 おじさんやお姉さんがよく声をかけてきますが、マスク越しのため、時々、誰かわからなかったりしましたが、 最近は慣れとは恐ろしいもので、マスク越しでも人の顔の判別がつくようになりました。 また、マスクなしで笑いながら挨拶ができる日が来るとよいですね。

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